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髭脱毛を12回受けた記録|痛み・泥棒ヒゲ・毛周期で焦った話

Y / codelab.bio 運営者

毎朝のヒゲ剃りが面倒で、剃っても口元は青くて、たまに血を出す。それが嫌でクリニックのドアを叩きました。

医療脱毛でヒゲ3部位を1年半、12回。ヒゲ3部位(鼻下・アゴ・アゴ下)の6回コースを終えて、もう一度同じコースを追加した形です。

痛み、勧誘、通うペース、施術室で人に会うのか。受ける前に自分がいちばん知りたかったことを、クリニックの宣伝ぬきで全部書きます。

痛かったか。痛かったです。それも、想像していたよりずっと。

これは個人の記録で、特定のクリニックをすすめるものではありません。効果や痛みの感じ方には大きな個人差があります。受けるかどうかは、必ず医師の診察を受けたうえで判断してください。

「輪ゴムで弾かれる程度」ではなかった

医療レーザーの髭脱毛は、よく「輪ゴムで弾かれる感じ」と説明されます。自分の鼻下に関して言えば、そんな生易しいものではありませんでした。

特に鼻下とアゴの付け根。パチンと鳴るたびに体が勝手に反応して、初回は手をグッと握りしめて耐えていました。

ただ、回数を重ねるとマシになりました。毛が減ったこともあるでしょうし、自分が慣れた面もあると思います。それと、痛いときは看護師さんに伝えれば出力を相談できました。我慢比べにする必要はまったくない、というのは早めに知っておいてよかったことです。

麻酔クリームを使うかどうか

自分は麻酔クリームを使いました。

最初の回は塗り方が甘く、鼻下とアゴの付け根に強い痛みが残りました。そこからは塗り方をクリニックで確認したうえで受けています。

ここは大事なので書いておきます。麻酔クリームは医薬品です。量・範囲・置く時間はクリニックの指示があるので、必ずそれに従ってください。自己判断で多く塗るのは危険です。

麻酔クリームを塗っても、鼻下が無痛になるわけではありません。「耐えられない痛み」が「耐えられる痛み」に落ちる、くらいの感覚です。照射後の赤みもあります。それでも自分にとっては、施術に行くハードルが下がる意味が大きかった。痛みが不安なら我慢せず、麻酔を使えるかどうかを最初に相談してみてください。これが12回受けた今の実感です。

笑気麻酔は使っていません。麻酔クリームで十分だったので、自分の場合は過剰かなと感じました。

施術前はいつも「これから戦うぞ」というマインドで臨んでいました。アドレナリンが本当に出ていたかは分かりませんが(笑)、気持ちを作ってから受けたほうが、少なくとも自分は耐えやすかったです。

照射後、傷の匂いがした

照射のあとにも痛みは残ります。ズキンズキンというより、ジワジワした感じ。皮膚がストレスを受けているのが分かります。

うまく言えないのですが、傷を負ったときのような匂いを感じることがありました。これは事前にどこにも書いていなくて、初回はけっこう驚きました。

赤みは、自分の場合は当日の夜には落ち着いていました。翌日まで引かない、腫れる、といったときは自己判断せずクリニックへ。

泥棒ヒゲより、赤みのほうが問題だった

照射後、一時的にヒゲが濃く見える時期があります。いわゆる泥棒ヒゲです。

ただ、正直に言うと自分はここをあまり気にしませんでした。もともとヒゲが濃かったので、大差がなかったんです。ネットで見て身構えていたわりに、拍子抜けしました。

実際に困ったのは、泥棒ヒゲより赤みのほうです。照射後、しばらく顔が赤みを帯びます。

自分にとって、いちばん助かったのが冷やすことでした。通っていた院でも、照射後は冷やすように言われます。初めて受けたのが冬だったのは、結果的に運がよかった。外が寒いので、帰り道がそのまま冷却時間になりました。

月曜の夜に照射して、その週を回復期間にする

12回通って固まった、自分なりのスケジュールがこれです。

仕事終わりの月曜に照射する。その週は回復期間と割り切る。土日は普通に遊ぶ。

冬ならインフルエンザ対策でマスクをしている人も多いので、マスクが許される仕事なら、赤みを気にせず1週間過ごせます。予約を入れるときは、施術日そのものより「そのあとの数日に人と会う予定があるか」で決めたほうがいい。

照射後のヒゲ剃りは、カミソリをやめる

ヒゲ剃り自体は普通にできます。ただし自分の場合、照射後の肌にカミソリを当てた週は赤みが長引きました。それ以来、カミソリはやめています。

切り替えたのは電動シェーバーです。刃が直接肌に当たらないぶん、自分にはラクでした。どうしてもカミソリしかないなら、毛の流れと同じ方向に、かなり気をつけて剃ってください。逆剃りは論外です。

自分の場合は、ここを変えてから赤みが引くまでの体感がずいぶんラクになりました。ただし肌の反応には個人差がありますし、照射後のケアは院ごとに指示が違います。まずはクリニックの指示に従ってください。赤みが強い、長引くというときは、自己判断せずクリニックへ。

4回目で「増えた」と焦った話

正直に書きます。自分は4回目のあと、鏡を見て「あれ、増えてない?」と本気で焦りました。減ったはずのアゴ下に、また黒い点が並んでいたんです。

あとで理解したのが毛周期でした。レーザーが反応するのは成長期の毛で、休んでいた毛はあとから順番に出てくる、と説明を受けました。つまり「増えた」のではなく「順番待ちの毛が出てきた」だけだった。

これを先に知っていれば、あの焦りは要らなかった。回数をこなせば直線的に減っていく、というイメージで臨むと、途中で必ず不安になります。

通うペースは、後半になるほど空けた

1回目から2回目は、最短の6週間で入れました。早く終わらせたかったからです。ただ、そこからは様子を見ながら間隔を空けていきました。中盤は2ヶ月前後、後半は3ヶ月あくこともありました。結果として、全体では1年半以上かかりました。

なぜ空けたか。判断の基準にしていたのは、毛周期と「ある程度の本数が生えてきたかどうか」の2つです。レーザーが反応するのは成長期の毛だと説明を受けました。生えそろう前に焦って行っても意味が薄い、というのが自分の理解です。

だから「早く行けば早く終わる」ではないんです。ここを勘違いすると、コースだけ消化して手応えがない、という一番もったいないことになります。

予定は早めに押さえて、自分のペースで受ける。これが自分の結論です。

ただし、照射の間隔は毛の状態を見て医師が判断します。ペースは必ずクリニックの指示に従ってください。

カウンセリングで勧誘されるのか

正直に書きます。勧誘はあります。ゼロではありません。

ただ、自分の場合はしつこくはなかったです。声をかけられたのは、最初と、途中と、最後。全部で3回くらいでした。断ったからといって、その後の施術で態度が変わることもありません。

大事なのは、行く前に自分の中で決めておくことです。予算はいくらまで、部位はここまで、と決めて行けば、その場で揺らぐことはありません。自分は「決めたら揺るがない」タイプなので余計にそうでした。

逆に言えば、何も決めずに行って「おすすめされたから」で契約すると、あとで後悔します。勧誘が怖いのではなく、準備なしで行くのが怖いんです。

施術室と院の雰囲気(プライバシーの話)

脱毛って、あまり人に見られたくないですよね。自分もそうでした。

自分は規模の違う2つの院にかかりました。結論から言うと、心配は要りませんでした。

自分が通った院では、こうでした。

  • 待合は、他の人と目が合わない配置になっている
  • 時間指定の予約なので、同じ時間帯に待っている人数がそもそも少ない
  • 施術室は個室。入ってから出るまで、他の患者さんと顔を合わせることはない
  • パウダールームが広く、身支度を整えてから帰れる

施術後に赤くなった顔のまま外に出るのが不安、という人もいると思います。自分は、整えてから帰れたので問題ありませんでした。

予約の取りやすさは、院の違いよりも土日か平日かのほうが効きます。

6回で終わらなかったので、もう6回契約した

1周目の6回が終わった時点で、細い毛が残っていました。ツルツルを目指すなら、もう少しやりたい。そう思って同じコースを追加契約しています。

これは失敗ではなく、普通に起こることだと思っています。最初から「6回で全部終わる」と考えるより、「6回でどこまで薄くなるかを見て、そこから追加を判断する」と考えたほうが、期待値を間違えません。

お金の話をすると、ここがいちばん効きます。6回で終わる前提で予算を組むと、足りません。倍かかる前提で組んでおくと、精神的にラクです。

続けてよかったか

自分は、続けてよかったと思っています。

効果の程度は人によって本当に違うので、数字では書きません。代わりに、自分が受ける前にいちばん知りたかったことを置いておきます。

1年半、12回。最短6週間から最長3ヶ月の間隔。6回では終わらず追加契約。痛みは、自分の場合は麻酔クリームで耐えられる範囲まで落ちた。勧誘は3回、断って問題なし。施術室は個室で、誰にも会わない。

毎朝のヒゲ剃りが負担で、剃っても口元の青さが気になっていて、カミソリ負けを繰り返している。自分はその状態が嫌でクリニックのドアを叩きました(いまカミソリ負けで困っているなら、脱毛の前にやることがあります → カミソリ負けはなぜ起きる?)。

そこに1年半と、決して安くない費用を払う価値があるかどうかは、いまの自分がどれだけそれを嫌がっているかで決まります。

痛みも、通院の手間も、確実にあります。そのうえで、ヒゲを残す予定がないなら、悩んでいる時間のほうがもったいない。1年半かかった今だからこそ、そう思います。

通う間、日焼け止めが必需品になった

これは意外な副産物でした。

日焼けした肌には照射ができない、と説明を受けました。だから通っている間、日焼け止めは「塗ったほうがいいもの」から「塗らないと施術が受けられないもの」に格上げされました。

結果として、スキンケアの習慣がつきました。怪我の功名です。最低限のやり方は 男のスキンケアは結局何をすればいい?スキンアクア ヒアルロンセラムUV レビュー にまとめています。

毎朝のヒゲ剃りで肌が荒れている人へ

脱毛はあくまで選択肢のひとつです。まずカミソリ負けそのものを減らしたいなら、剃り方とケアの順番を変えるだけでも変わります。原因と手順は カミソリ負けはなぜ起きる? に、自分が遠回りした失敗は ヒゲ剃り後の肌荒れで遠回りした話 に書きました。

本記事は運営者個人の通院記録です。医療行為の効果・経過・副作用には個人差があり、特定のクリニックや施術を推奨するものではありません。医療脱毛は自由診療で、熱傷・毛嚢炎・硬毛化・色素沈着などのリスクがあります。施術の適応や照射後のトラブルについては、必ず医師に相談してください。

執筆:Y(医療脱毛でヒゲ3部位を12回 / 男の最低限スキンケアを記録)